フェルガナ
フェルガナ盆地はウズベキスタンで最も人口密度が高い地域です。その理由は、肥沃な土地と民族の多様性にあります。フェルガナ盆地の主要都市は、フェルガナ、アンディジャン、マルギラン、コカンド、リシタンです。
人口は19万3000人以上です。ウズベキスタンの他の都市の中で、フェルガナは一番新しい都市の一つと考えられています。その建設は、近隣のマルギランに属する植民地の町であった、ナウ・マルギロン(新マルギラン)ができた頃に始まりました。フェルガナはシム(電話線)と呼ばれていたことがあり、それからスコベレフという名で呼ばれた時期もありました。フェルガナという名称は1920年に付けられました。街路で日陰を作るモミジの木と空色の建物は、フェルガナ市の魅力を形作っています。フェルガナ市で最も魅力的な場所は、市場(バザール)です。ウズベク人の商人と一緒に、韓国人とロシア人の商人が自家製のスパイスなどを売っています。
ウスマンホジャエフ通りにある都市博物館をぜひ見物してみてください。博物館には、人工衛星から撮った赤外線写真がついているフェルガナ盆地の地図があり、その写真には綿花が栽培されている所と仏教遺跡がある数ヶ所が示されているなど、見物の価値があるものが多く展示されています。 |