ブハラ
アベスタという拝火教の聖典には、ブハラについて、ブハラは最も古代の都市の一つであり、ゾロアスター教の時代に聖なる丘の上に建設されたという内容が書かれています。ブハラという名は、梵語の「ヴィハラ」という言葉(城、又は修道院を意味する)から派生したそうです。長い歴史のなかで、ブハラには、ヌミズカト、マディナト・ウス・トゥジャル、ファキラなど、様々な名が付いていました。
アルク城
この都市内の王が住んでいた町は、ブハラの古代建築物の一つであり、その歴史は紀元5世紀に遡ります。最初に建てられた城壁の一部は、数千年経っても残存できるだろうと言われています。壁の最も新しい部分は、300年前に建設されました。城砦の内部は、修復する必要があります。
ラビ・ハウスのアンサンブル
ラビ・ハウスは、1620年に作られた池を囲む広場です。そこは、ブハラで一番穏やかで魅力的な場所です。今でも、ここで年配の商人やチェス盤の上に身をかがめているチェス愛好者を見ることができます。お年寄りはチャイハナに座り、お茶を飲んでいます。
イスマイル・サマニ廟
10世紀に建てられたこの珍しい古代の遺跡は、一度も復元されたことがありません。なぜならば、砂に埋められ、手つかずのまま残ったからです。アラブ人に続き、中央アジアを支配したサマン朝の王国の王であったイスマイル・サマニとその父親がそこに埋葬されています。
その他のブハラの古代遺跡:
ポイカロン・アンサンブル(カラーン・ミナレットの麓に存在する)12-14世紀
チャシマイアユブ墓地(1380年)
バヤン・クリハン廟(14世紀)
アブドゥラハン・メドレセ(1596年)
モダリハン・メドレセ(1556年)
ホジャ・ザイヌトジンモスク(1555年)
クケリダシュ・メドレセ(1568年)
ファイザバードハナカ(巡礼者用宿)(1598年)
バランド・モスク(16世紀初頭)
ゴクション建築群(モスク、ミナレット、メドレセ
、16世紀)
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